園芸療法は、陽性強化法(褒めることによって、人生がポジティブになる)を使い、心のケアに役立っています。
アメリカでは、戦地から帰還した兵士の自殺が多く、社会問題になっておりますが、ベトナム戦争以後兵士の心を癒すために、園芸療法が取り入れられ、飛躍的に進歩しました。
また、朝日新聞の記事によると、東日本大震災で傷ついた石巻の被災者の4割が、睡眠障害になってしまっているようで、園芸療法は、東日本大震災で心にダメージを受けた被災者を癒すのにも最適の書であると考えます。

園芸療法メソッド

園芸療法メソッド

本書は病気の治療と人間発達に園芸を活用する価値を高めるために、園芸療法の実践プロセスと技術について書かれたテキストです。 ダイアン・レルフ(バージニア工科大学名誉教授)推薦。著者のレベッカ・L・ハラー氏は、AHTA(アメリカ園芸療法協会)の会長です。

2,200円(税込)

レベッカ・L・ハラー(著)
奥田栄一朗(訳)

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園芸福祉入門-世代間の園芸療法(HILT)

園芸福祉入門

本書はコーネル大学における実践をもとに、若者のエネルギーと創造力、年配者の経験と成熟した考えを活用させ、異世代に対する偏見や恐れを取りのぞくためのプログラム「世代間の園芸療法」について、具体的な体験談を盛り込みながら、初期計画からプログラムの評価にいたる全過程を詳細に記録した。理論書としても、実践活動のマニュアルとしても最適の書。

1,650円(税込)

ビンセント・A・ラリー(著)
奥田栄一朗(訳)

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訳者紹介
【奥田 栄一朗】

大阪府立豊中高等学校卒。
千葉大学園芸学部卒、千葉大学大学院園芸学研究科(農学修士)修了。
関西学院大学大学院総合政策研究科(総合政策修士)修了。
広島大学大学院 生物圏科学研究科(博士課程後期)単位取得退学。
現在、大阪体育大学講師。園芸療法に関する論文多数(園芸福祉入門より抜粋)